シェルシュ・ミディ通り

Rue de Cherche-Midi

閉店・移転、情報の修正などの報告

パリ6区から14区を横切るカジュアルな雰囲気の通り。お洒落なブティックが並び、観光客にも人気の有名店も軒を連ねます。

こんにちは、パリナビです。パリには色んな通りがあります。有名店の立ち並ぶ大通りから、気づかずに通り過ぎてしまいそうな小さな通り、歴史ある通りから新しい通りまで、パリの街は個性のある通りで埋め尽くされています。パリ観光の楽しみは街歩きの楽しみでもあります。そんなわけで、今回は旅行者にも人気のシェルシュ・ミディ通りを散歩してみたいと思います。通り自体あまり長い道ではないものの、あの人気店や甘党にはたまらないグルメなスポットなどなかなか充実したこのシェルシュ・ミディ通り。今回は端から端まで歩いてみました。さあどんな散歩になるでしょうか。
シェルシュ・ミディ通り

シェルシュ・ミディ通り

正午を待つ通り

日時計の壁画

日時計の壁画

名前の由来には諸説ありますが、昔この通りに日時計をモチーフにした看板があり、そばには14時の位置に立って正午を待つ人々の姿が描かれていたというのが有力な説です。通りの56番地の角には日時計の壁画があります。また、この通りは昔から色んな名前がつけられ、19世紀になってやっと現在の名前に落ち着きました。昔の名前が彫りつけてある壁もあります。見過ごして通り過ぎてしまいそうですがこんなところもパリの歴史を思わせますね。

シェルシュ・ミディ通りは6区のミシェル・ドブレ広場から始まります。広場にはシーザーをモデルにしたケンタウルス像が立っています。シェルシュ・ミディ通りとセーヴル通りの交差部分にあり、1985年に設置されたものです。
昔の通りの名前が彫られています

昔の通りの名前が彫られています

ミシェル・ドブレ広場のケンタウルス像

ミシェル・ドブレ広場のケンタウルス像

靴屋通り、そしてあの有名店

まずは閑静なブティックが連なります。特に靴やカバンなどの革製品のお店が多いのが特徴です。この通りはチェーン展開の店ではなく、セレクトショップや個人経営のこだわりのお店ばかりです。ボン・マルシェの近く、セーヴル・バビロン辺りまでは飲食店よりもこういったブティックが並んでいます。
革製品のブティックが並びます 革製品のブティックが並びます

革製品のブティックが並びます

ポワラーヌ

ポワラーヌ

そして外せないのは8番地の有名店「ポワラーヌ」。非常に小さいお店ですが、感じの良い店員さんが親切に対応してくれます。ここでは看板商品の田舎パンが有名ですが、リンゴのタルトや同じくリンゴのピュレが入ったショソン・オ・ポムがおすすめ。おやつにぴったりです。そしてお土産にはやはりこちらのサブレ「ピュニシオン(お仕置き)」を試してください。お茶目なネーミングもさることながら、その素朴な味が非常にクセになります。まさにサブレの王道といったところでしょうか。つい手が止まらなくなるのでご用心。300gで約8ユーロから販売しています。
パンの他にヴィエノワズリーも人気

パンの他にヴィエノワズリーも人気

名物サブレ「ピュニシオン」

名物サブレ「ピュニシオン」

ショソン・オ・ポム

ショソン・オ・ポム

ランチのメッカ

テラス席で食事を楽しむ人たち

テラス席で食事を楽しむ人たち

さて、ラスパイユ通りとの交差点を過ぎたあたりから、通りは急に賑やかになります。この辺りからはランチに最適なカフェやブラッスリーなどの飲食店がずらりと軒を連ね、天気のいいお昼時などはテラスにお客さんが溢れます。クラシックなフレンチのブラッスリーもありますが、人気があるのはよりカジュアルな惣菜屋スタイルのお店やビオ食品のお店。軽めのランチをさっと取りたいときにちょうどよさそうです。
カフェやブラッスリーが軒を連ねます カフェやブラッスリーが軒を連ねます カフェやブラッスリーが軒を連ねます

カフェやブラッスリーが軒を連ねます

マミー・ガトー

マミー・ガトー

また、お土産にもピッタリのフレンチカフェ専門店「コントワール・リシャール」の直営店や、フランス菓子の定番メレンゲの専門店「ムランゲ」など、こだわりの美味しいお店がいっぱい。そして日本人にも人気のあるアンティーク&サロン・ド・デの「マミー・ガトー」もこのエリアにあります。田舎のおうちの台所に遊びに来たような懐かしくて優しいインテリアも素敵です。店内を彩るオブジェもいちいち可愛くてため息が出ます。厨房から次々に出てくるケーキも種類豊富で迷ってしまうのではないでしょうか。食事にもケーキタイムにも居心地の良いお店です。
他にも昔ながらのブラッスリーなど、ランチタイム&カフェ休憩は下町っぽい雰囲気のあるこの界隈がお勧めです。
コントワール・リシャール コントワール・リシャール

コントワール・リシャール

ラ・ムランゲ ラ・ムランゲ

ラ・ムランゲ

マミー・ガトー マミー・ガトー マミー・ガトー

マミー・ガトー

歴史を感じる館(オテル)

18番地 オテル・ド・マルシリー

18番地 オテル・ド・マルシリー

シェルシュ・ミディ通りには「オテル」と呼ばれる建物が結構残っています。オテルとは、ホテルの意味ではなく、ここでは貴族やお金持ちの屋敷のことを指します。昔からこの通りには政治家や軍人、作家や画家などが住んでいたようで、その中庭付きの広い邸宅は現在も人が住んでいるほか、色んな用途で使われています。
アーチ形に大きく作られた門は、馬車でそのまま敷地に入るため。現在は車がそのまま乗り入れています。表からは想像もつかない素敵な中庭があり、その奥にどっしりとした館が建っていたりします。こう言ったオテルは、現在は会社が入っていたり、学校が入っていたりして、敷地内の出入りができることもあります。表の門が開いていることもありますので、ちょっと見学してみるのもいいかも知れません。
特に有名なのは18番地のオテル・ド・マルシリーや、85番地のオテル・デュ・モンモレンシー。こちらは画家エルネスト・エベールの美術館でしたが現在は閉館しています。また、95番地にあるオテル・ド・シャンボンは歴史的建造物に指定されており、俳優のジェラール・ドパルデューが所有していたことでも知られています。
95番地 オテル・ド・シャンボン

95番地 オテル・ド・シャンボン

85番地 オテル・ド・モンモレンシー

85番地 オテル・ド・モンモレンシー

閑静な中庭

閑静な中庭


モンパルナス大通りと交差すると15区に入ります。メトロのファルギュイエール(Falguière)駅のあるカミーユ・クローデル広場で通りは終わりです。シェルシュ・ミディ通りが一番賑やかなのはセーヴル・バビロンからモンパルナス通りまでの「美味しいモノ通り」と呼びたいエリアです。近くにはレンヌ通りやセーヴル通りなどの大通りが走っていますが、街歩きを楽しみたいときはぜひこの一方通行のシェルシュ・ミディ通りを歩いてみてください。小さな発見が色々ありますよ。
以上、パリナビでした。







記事登録日:2018-10-17

ページTOPへ▲

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2018-10-17

  • ホテル予約
チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供