■フランスの通貨、両替、カード事情

フランスの通貨は、ご存知の通り「ユーロ」です。

フランスの通貨

フランスでは、2002年1月1日から通貨が「フラン」から「ユーロ」になりました。ご存知の通り、ユーロは、EU(欧州連合)における経済通貨同盟で用いられている通貨です。ドイツ、イタリア、スペイン、オランダ、ベルギーなどヨーロッパ22カ国(EU非加盟のユーロ使用国も含む。2010年4月時点)で使用されています。注意したいのは、英国の通貨はポンド、スイスの通貨はスイス・フラン、デンマークの通貨はデンマーク・クローネなど、ユーロを導入していないヨーロッパの国も結構あること。

ユーロ紙幣は、5ユーロ、10ユーロ、20ユーロ、50ユーロ、100ユーロ、200ユーロ、500ユーロの7種類。ただし、200ユーロ札と500ユーロ札は、あまり見かけません。銀行のATMでまとまった金額を引き落としても、200ユーロ札や500ユーロ札が出てくることはなく、だいたい10ユーロ札、20ユーロ札、50ユーロ札で出てくることが多いです。(パリの人は、あまり大きい金額を持ち歩きません。高額の物を購入するときは、カードか小切手を使用します)
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ユーロ硬貨は、1ユーロセント、2ユーロセント、5ユーロセント、10ユーロセント、20ユーロセント、50ユーロセント、1ユーロ、2ユーロの8種類(正確には「ユーロセント」ですが、フランスではフラン紙幣時代の名残で「サンチーム」と呼ばれています)。ちなみに1ユーロセントは、1⁄100ユーロに相当。

硬貨の一面は、共通のデザインで統一されていますが、もう一面にはその国独自のデザインが描かれています。どの国がデザインした硬貨でも、ユーロ通貨を使用している国ならどこの国でも、もちろん使用可能です。例えば、同じ2ユーロコインでも、クラウドベリーの実と花が描かれているのは、フィンランドのユーロ通貨、木と六角形とフランスのモットー「自由、平等、友愛」が描かれているのは、フランスのユーロ通貨、ドイツの国章である鷲が描かれているのは、ドイツのユーロ硬貨ということが分かります。
ユーロ硬貨

ユーロ硬貨

2ユーロコインの片面

2ユーロコインの片面

各国のユーロ硬貨をコレクションしている人もいます。ちなみにバチカン、モナコ、サンマリノのユーロ硬貨はレア物らしいです。

ユーロの入手方法

1) パリのATMから引き落とす
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パリには、24時間利用可能なATMがたくさんあります。なので、このATMからいつでも日本のクレジットカードを使って現地通貨のユーロを引き落とせます。使えるクレジットカードのロゴが表示されているので、確認してから使いましょう。ATMの使い方ですが、だいたい言語が選べるようになっているので、「英語」を選ぶと分かりやすいでしょう。
また、あらかじめ、自分が利用しているクレジットカード会社のウェブサイトなどで、手数料などもチェックしておくと良いかもしれません。そして、引出しの際必要な暗証番号も確認しておきましょう!

最近は、日本で少しユーロに両替して、後は旅行中に適宜ATMからユーロを引き落とすという人も多いようです。大金を持ち歩くより、こっちの方が安全です。


※パリでは、道路に面して設置されているATMが多いです。ATM付近で現金を強奪されるという事件が頻発しているようなので、利用するときは十分注意してください。不審な人物がいたら、他のATMを利用しましょう。


2) 日本で両替する
ユーロの外国為替を扱う銀行で、両替できます。最近では金券ショップでも両替できるようですが、ユーロの場合、銀行に比べて特にレートが良いというわけでもないようです。
3) パリで両替する
為替レートにばかり気をとられがちですが、もう一つ注目しなければいけないのは、手数料(Commission)。例えレートが良くても、手数料がとても高い場所も多々あります。
両替する前に、1)手数料の有無 2)手数料がある場合、それを差し引いた額(実際自分の手元にくる金額)はいくらか、という2点をきちんと確認しましょう。

【パリでおすすめの両替所】
住所: 9, Rue Scribe 75009 Paris
TEL: 01 47 42 20 96
住所: 20, Rue de la Paix Paris 75002 Paris
TEL: 01 42 60 50 56

フランスのカード事情

フランスではカードが普及しており、小売店や飲食店の他、美術館の入場券もカードで支払える場合がほとんど。また、店にもよりますが、マルシェでの使用も可能です。市内のスーパーでは1ユーロでもカードが使えます。また、メトロや電車の切符購入の際、窓口が閉まっていても自動券売機が稼働している場合が多く、カードがあれば切符の購入が可能です。

ホテルや免税店(DFS)などでは支払い時に、円払いにするかユーロ払いにするかを尋ねられることがあります。円払いの場合、両替手数料を上乗せした金額が請求されるため、損することもしばしば。ユーロ払いにしたほうが大抵お得です。

なお、ICチップ付きのカードが主流ですので、支払いの際には4桁の暗証番号(PIN)が必要です。必ず覚えておくようにし、不明な場合は必ず出発前にカード発行会社に確認しておきましょう。

チップはカードでも支払える場合もありますが、現金の場合が多いようです。また、個人経営のお店でのお買い物や、バスの社内での切符購入、タクシーでは現金が必要なこともあります。カードがあれば、現地でわざわざ両替所を探したり、列に並んだりしなくてもATMでVisaやMasterなどのカードを使って現地通貨を引き出すことが可能です。クレジットカードでにキャッシングの場合、利息が心配だという人もいますが、実は、翌月払いなら両替手数料よりも安く済む場合が多いのです。後払いに抵抗がある人は、事前いチャージしてそこから引き出す海外専用とラベルプリペイドや、自分の口座から直接引き出す国際デビットカードもあります。

なお、ATMはシャルル・ド・ゴール空港の到着ロビーにありますし、市内にもたくさんのATMがあります。

<参考>
また、カードを紛失した際は、すみやかにカード会社の24時間日本語対応の緊急窓口に連絡を。カードの緊急停止のほか、緊急カード再発行や緊急キャッシュデリバリーを行っている場合もあるので、まずは相談してみましょう。万が一、第三者に不正利用されても、不正利用補償制度が適用されるので安心です。本人に明らかな過失がある場合を除き(暗証番号をきちんと保管していない、カード裏面名前を記載していない、など)不正利用分は取り消されます。緊急窓口の電話番号は出発前に必ず確認してきましょう。
関連タグ:両替通貨ユーロ

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-04-26

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